スポンサーサイト

--/--/-- -- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
soboku.jpg
先に宮内庁の組織について少し説明しましたが、今日はその中の書陵部に関わる内容です
書陵部は蔵書の補修だけでなく、天皇紀の編纂や目録をつくる研究機関でもあり、正史を編纂する部署なので、いわゆる歴史学研究の中では最高峰の研究機関なのだそうです
書陵部にはたいへん貴重な資料が山のようにあるはずだし、決して門外に出せないようなものもたくさんあるはずだと竹田恒泰さんは述べていました

以前富田前宮内庁長官の手記のことが報道されたことがありました
この手記というのは、昭和天皇が靖国神社のいわゆるA級戦犯合祀に不快感を示していたことを示すメモのことで、昭和天皇は「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と、当時の宮内庁長官だった富田前宮内庁長官に語っていたことが日本経済新聞が入手した富田さんのメモでわかったという内容でした
この件について竹田さんはこのようなメモが表に出たことは由々しきことだと述べています
内容いかんにかかわらず、天皇の一番近くにいた人間が天皇の言葉を書き留めた資料が、崩御から20年も立っていない時期に公表されてしまうこと自体があってはならないことなのだとか…
本来なら、どの時点でどの情報を出すか出さないかというのは、宮内庁書陵部が管理するものなのだそうです
書陵部は大体崩御から100-200年立ってから出してよい情報かどうかを判断するそうで、公刊された天皇紀でいちばん新しいのは「明治天皇紀」、その前は「孝明天皇紀」、「孝明天皇紀」は孝明天皇の没後140周年でようやく公刊されたそうで、そこには側近の日記や、天皇が側近に充てた手紙などが多数収録されているそうです
これがもし明治時代に流出していたら、明治政府が倒れるくらいのショッキングな内容なんだとか…
それで140年経って「もうよかろう」ということになり、国家百年の計を鑑み、当時の宮内庁書陵部が判断してようやく公刊された…ということなのだそうです
今書陵部では「昭和天皇実録」が編纂されており、恐らくあと100ー150年は出せないけれど、そこにも側近の日記などは必ず入ることになるとの竹田さん情報です
「昭和天皇実録」の内容が明らかになったら、日本の歴史が書き変わるほどの内容が書いてあるかもしれないと竹田さんは述べていました
本当なら、富田前宮内庁長官のメモは書陵部に入るべき内容で、それをどのタイミングで出すか出さないかは、書陵部が判断すべき内容だったそうで、一私企業が判断できるものではないし、判断すべきものではない…と竹田さんはずいぶんと憤慨しているようすでした
天皇の側に仕えていたものの責任として、職務上知り得たことについては墓場まで持っていく覚悟が必要だし、急死や事故死などではないのだから、日記やメモはきちんと目の届くうちに焼却するか、書陵部に預けておくことが側近の義務だったと竹田さんは指摘し、それを放置していたために妻が記者に流したわけで、本人は忠誠心を誓っていたかもしれないけど、そのメモの内容が政治利用されてしまった以上、結果的には「不忠の臣」と言われても仕方がないと竹田さんは述べています
側近の日記というと「入江相政日記」が有名ですよね
私は読んだことはないんですけど、香淳皇后が今の皇后さまをあまりこころよく思っていなかったこととか、女官がカルトにはまってどうのこうの…とかがわかる資料として耳にしたことはあります
この日記は、入江さんが自分が生きているうちにご自身で判断されたものが出版されているので富田メモとは大きく違うのだと竹田さんは述べ、「そういう手記や天皇との逸話が公刊されることが悪いと言っているのではなく、ひょっとしたら絶対に出てはいけない極秘のメモや何かが、それを書いた本人の知らないところで出てしまうことが恐ろしい」ことで、「もしそうなったら、天皇は側近に本音を言えなくなる」と述べています

このことを聞いて私は竹田さんの言うこともわかるなあと思います
側近である以上、いろんなことを見聞きするはずですし、天皇の本音を聞いたりもするはずだと思います
そういうことを外部に流れ出るようなことをするというのは、あまり褒められたものではないですよね
他のことでもそうですけど、週刊誌などにいろいろな情報を流す人が宮内庁や皇室にいるのかどうかはわかりませんが、「皇室関係者」とか「元女官」という肩書きでいろいろ語っている人がいるとされていますし、週刊誌に書かれていることすべてが事実ではないとは言い切れないのでしょうし、ぽろっと話してしまう人も中にはいるのかもしれないなあと私は思っています
それらも同様に褒められたものではないと思います
でも…今編纂が進んでいる「昭和天皇実録」の内容はもしかしたら日本の歴史が書き変わるほどのものかもしれない…というのにはなんだか腑に落ちない気分がします
私たちが学校で学んでいる歴史は間違いだということになるんでしょうかね…
よく北朝鮮とか中国がきちんとした歴史や事実を子どもたちに教えていないということが指摘されていますが、日本もまた国民には教えていない歴史的事実があるのかと思うと、私たちは真実を知らされていないのだろうか…と思ってしまいます
今の時点では出せない情報があるのはどうしてなのか…あまりにもショッキングな内容で国民が動揺するからなのでしょうか
今出せない情報があと100ー150年後に出せるのはどうしてなのか…「実はこうだったんです…でももうずいぶん昔のことだから、いいでしょ」という感じなのでしょうか
国民としては、真実が知りたくなります
それも100ー150年後ではなく今知りたいですよね
それに、何年も経ったとしても出せない資料もあるってことですよね
それはどうしてなのか…それらは皇室や宮内庁にとって国民に知られてしまっては都合が悪いことだからでしょうか
この冨田さんメモは、もしかしたら何年経っても出せない資料に分類されるものなのかもしれません
靖国問題が解決されて、ほとぼりが冷めれば出せるのかも知れませんが…

この冨田さんのメモの内容は、靖国問題論議に大きな影響を与えたのだと思います
私は靖国問題について、そんなに大きな思いを抱いていないので、冨田さんメモの内容を知っても「へえーそうなんだ」くらいにしか思わなかったのですが、靖国神社のA級戦犯合祀をよしとする人たちにとっては出してほしくない情報だったでしょうし、合祀に反対する人たちにとっては自分たちの意見を後押しする情報になったんでしょうね
竹田さんは「内容いかんにかかわらず」とは言うものの、こういう内容の情報が今の時点で明らかにされることに憤慨しているように私は思いました
つまり、竹田さんは靖国神社のA級戦犯合祀をよしとする考えの人なのだと感じました
もし…たとえば昭和天皇のよい人柄を思わせるようなこころあたたまるエピソードの内容だったら、ここまで話題にもならなかったと思いますし、こんなふうなことは言わないのではないでしょうか
それに、「入江相政日記」は入江さんが自分が生きているうちにご自身で判断されたものだから…とのことですが、ざっと内容を見ただけでもけっこうショッキングな内容ですよね…特に香淳皇后が今の皇后さまを嫌っていたこととか、ある女官が取り仕切っていてもめたとか、まだ昭和が終わって20年あまりですけど、「入江相政日記」の内容だって本当はまだ出してほしくなかったんじゃないのかなあと思ってしまいますね

昭和天皇は1978年に靖国神社にA級戦犯が合祀されて以降、参拝しなかったのだそうです
それを踏まえた上で冨田さんのメモを見ると、参拝しなかったのは昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を覚えていたからなのではないかなと思えます
日本では天皇は象徴であっていかなる権力も維持しないという存在ですけど、とはいっても天皇の考え方というのは大きな影響を与えますよね
天皇が「これがよいのではないか」と言えば、政治でも何でもそちらのほうになびいていきそうですし…
たとえば女性・女系天皇のことでも、もし天皇が「これからは女性・女系天皇が容認されるべきだと思います」などと発言しようものなら、間違いなくその方向で話が進んでいく気がします
その逆ももちろん考えられます
だから天皇は慎重に発言をしなくてはならない立場にありますよね
そう考えると記者会見では愚か、側近にだって本音を打ち明けられなくなりそうです
でも…誰だって心のうちを誰かに打ち明けたくなるものですよね
私は皇室の人たちが、安心して本心を語れるような話し相手がいるのかどうか…がとても気になります
信頼していた側近が「天皇はこんなこと言ってました」なんて言って誰かに話していたら、いやな思いになると思います
それは時間が経って昔のことになったからいい…ってもんでもない気がします
天皇陛下が本音を話せるのは皇后さまなんでしょうか…いちばん可能性はありますよね
それとも絶対に信頼の置ける側近がいるのか…もしいないのだとしたら、とても孤独だと思います
そんな生活を一生送らなければならないとしたら、なんて孤独な生涯になることだろうかと思えてきます
以前「美智子さまの恋文」という本をちらっとだけですが読んだのですが、この筆者は今の天皇陛下が皇后さまと結婚するときに、それが恋愛だったのかどうかというのを天皇陛下から聞き、それを記事にしたということが書いてありました
それを知った天皇陛下はとても怒ったのだとか…
でもこの筆者は悪いと思っているという感じではなく、本に書いているくらいですから、自分が天皇陛下から聞き出せたことを誇りに思っているんじゃないかと思いました
こんな人がまわりにいたら天皇陛下はうかつに本音を語れないでしょう
当時はまだ一般市民でもお見合い結婚が多かった時代だったし、天皇になる立場の人が恋をして結婚相手を選ぶというのが受け入れられにくい時代だったのかも知れません
だからこそそういう話は当時はしてほしくなかったんじゃないでしょうか
この本には他にも側近が昭和天皇が今の天皇に宛てた手紙を走り書きで写したとかなんとかなんてのも語られていて、「いいの?」と思ってしまうようなことがちらほらあった気がします
いくらなんでも他人宛ての手紙を盗み見て、しかも書き写すなんて、普通の人なら良心が痛みますよね
でもそういう気配は受けないんですよね…天皇陛下の言葉にプライベートはないと思っているんじゃないかと感じます
この「美智子さまの恋文」もいずれ取り上げていきたいとは思っています
スポンサーサイト
皇室について。 | コメント(8) | トラックバック(0)
コメント
こんばんは
「美智子さまの恋文」の著者は、天皇陛下の「ご学友」で有名な方ですね。
皇室のスペシャル番組には、必ず出演されているのでは…?と感じてしまうくらい印象に残っています。

テレビや雑誌、それに本の出版まで…。

「柳行李ひとつで…」の言葉でトラブって?しまったのですから、もう出演は、控えられたら…と思ってしまいます。

雅子さまの事まで、テレビに出られ、叱咤激励されていて、思わずテレビを消しました。

ひなさんへ
コメントありがとうございます
「美智子さまの恋文」の著者・橋本明さんのことは私はほとんど知りませんでした
って、今もよくは知らないのですが、この本をちょろっと読んだときにご学友だと知りました
書いてあった内容は本当にざっとしか読んでいないので詳しいことは語れないのですが、ご学友だからこそ知り得た情報をそのまま本や雑誌に書いてしまっているかんじがして、ご学友って何なの?って思ってしまいましたね
少なくとも私たちの言う「友だち」の感覚ではなさそうです
もし私だったら、自分の友だちのことをペラペラと話したりはしないでしょうし、親友ならなおさらそうすると思います
天皇陛下も橋本さんに話したことがメディアに流れたことで怒ったとのことがこの本にも書かれていて、でもそれも書いちゃってるし、どういう人なんだろうっていう疑問ばかり浮かんでしまいます

「柳行李ひとつで…」の言葉で何か問題になったのでしょうか
すみません、全然知らなくて…
もしよかったら教えてください
肩書
橋本明氏は確かに「学友」の立場にあるのでしょうけれど、基本ジャーナリストですよね。

先日、この人の著書を読みましたが、自身を学友という立場よりジャーナリストの目を優先しているように感じました。
事実と想像や伝聞を織り交ぜて描いてあるので、気をつけて読まねばと思いましたし、学友=心を許せる友人 ではないんだなと改めて感じました。
こんにちは
昨日、宮城県から帰省し、今は、雨なので、のんびり過ごしています。

天皇陛下が美智子さまへのプロポーズで「柳行李ひとつで皇室にきてください」と言ったと橋本さんは話していましたが、天皇陛下は「そんな事は言っていない」と仰ったそうです。

皇室にお入りになられるのに、柳行李ひとつでなんてありえませんよね。
テレビや雑誌に、言いたい事を言っていた為か天皇陛下とは、疎遠らしいですよ。
…これも噂ですが…

橋本さんのお顔をテレビで見たら、あっ、この人か…とわかると思いますよ。
柳行李
柳行李ってご存知ですか?
今でいう押入にあるプラスチックの洋服の入れ物です。
昔、親戚から柳行李が送られてきました。
その中には、古着や、お菓子などが入っており、送られてくるのが待ち遠しく感じていました。

今、考えると、服や、食べ物に不自由していないか。。との優しさから送ってくれたのでしょうね。私は、いろいろな方々のおかげで生きてきたんですね。


一昨日、BSフジを見ていたら学習院の特集をしていました。

昔は、気品ある学習院が変わりつつあるのか…みたいな事がメインでした。

たぶん、70過ぎの、昔は学習院を出たエリート方と学習院の学長が出演されていました。


それなりに常識のある方々でも、天皇陛下の、あだ名などを何の抵抗もなく話していました。

ご学友でもないのに、卑猥な言葉をあだ名だったと話していましたよ。

あだ名を知っている…自分はすごいんだと思っているのでしょうかね。

口が軽いのは女性かと思いましたが、そんなに大差ないですね。

ゆゆさんへ
コメントありがとうございます
ご学友だった人がジャーナリストとして皇室を語るのはどうなのかなあと思ってしまいますね
学生時代の皇族のプライベートなことだって知っているはずですし、ご学友だったからこそ知り得たことをジャーナリストとしてペラペラ話すのって私はあまりいい思いがしません
でも、この人は何も感じていないみたいな感じがしますね
皇室に関する著書や記事のほとんどに言えることですが、ゆゆさんの言うように事実と想像と伝聞が混ざっていますよね
何が事実で何が想像で何が伝聞で、それは誰からのいつ頃の情報なのかをはっきりさせたくなります
ひなさんへ
こめんとありがとうございました
お盆の帰省はどうでしたか
私は今年はいろいろあって帰省できずじまいでした

「柳行李ひとつで」という件、ネットで調べたらいろいろ出てきました
天皇陛下が「そんなことは言っていない」と述べたのは、この言葉を言った言わないの問題ではなく、プライベートを知っている立場の人間の言ったことが世間で事実として認識されていることに対しての不快感を示したということなのだと思いました
もちろんそれを行なったご学友の橋本明さんに対しての不快感でもあったと思います
私が思うに、「柳行李ひとつで…」というのは、実際に柳行李ひとつで嫁ぐというのではなく、他に何もいりません、あなたに来てもらいたいのですという気持ちの表れとして使われそうですよね
実際に皇室に嫁ぐに当たって柳行李ひとつってわけには行かないでしょうけど、そういう意味ではないのだろうと思います
もっとも実際に天皇陛下は言っていないわけですけどね
橋本明さんがテレビなどで述べていることは他にも事実に基づかないことがたくさんありそうですね
こういう人が物知り顔でいろいろ述べるのは不快です
ひなさんへ
コメントありがとうございます
古着やお菓子の入った親戚からの柳行李が届くうれしさは私にもわかります
学生時代実家から小包が届くと、まるで宝箱を開けるかのようなうれしさがありました
実家の母が一人暮らしをする私を思いやっていろいろ送ってくれるのが本当にうれしかったです
そのことで「私は、いろいろな方々のおかげで生きてきた」と気づけるひなさんが素敵です

皇室のことはわからないことが多いので、ちょっとでも知っているというだけで自慢になるのかも知れませんね
思うに…他の皇族の方達の友人とされる人たちにも言えることですが、本当に思いのある友人なら、マスコミにペラペラしゃべったりはしないと思います
雅子さまに関してもいろんなエピソードがありますが、中にはちょっとこれは…と思うものもあります
人間誰しも子どもの頃や若い頃など、話してほしくないこともあると思うんですよね
そういうものをペラペラと話してしまう人が本当の友人とは思えません
皇族はプライベートがないとはいいますが、小学校の頃からの友人や学校の先生でさえも、あれこれと話すのはちょっとひどすぎる気がします
これでは人間不信に陥ってしまいそうです
天皇陛下には心を許して本音を打ち明けられる友人がいたのか…もしいなかったらなんて孤独な子ども時代だったのかとかわいそうになります
今も…側近などに信頼できる人はいるのでしょうか
天皇陛下以外の皇族も、心を割って話せるような人が近くにいるのかが私はとても気になります

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。