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下記は1996年12月に行なわれた雅子さまの誕生日記者会見での記者の質問と雅子さまの回答です

記者:
雅子様はこれまで,国内外のメディアに様々な取り上げられ方をしてきました。
先日は,イタリアの新聞に雅子様ご自身の近況について「沈黙する悲しみの妃」と題する記事が掲載されました。
また米国のニューズウィークでは「皇室に新風をもたらすと期待された妃殿下の能力を宮内庁の古い伝統主義が押し込めている」とする記事なども出ていました。
雅子様は,こうした報道について,どのように思われますでしょうか。
また,もう一点,皇太子妃となられたことで,以前と比べてご自身の中で変わったと思われること,環境が変わって戸惑うようなことはありますでしょうか。

雅子さま:
そのような難しいご質問に,戸惑いを覚えます。
最初のご質問のメデイアの関係でございますけれども,今年は確かに海外のメディアでいくつかの記事が掲載されたりいたしまして,それが欧米の複数の国においてでございましたので,私自身少し驚いている,というところもございますけれども,私自身が思いますには,これは日本の社会,特に近年国際的にも存在感が大きくなって,そして社会そのものがいろいろと変わりつつある日本の社会に対しての高い関心というものが,欧米の各国で寄せられているということの反映なのではないかというふうに思っております。
記事そのものにつきましては,私の分からない言語で書かれているものもあるわけでございますから,すべての内容を承知しているわけではありませんけれども,日本の社会ですとかそれから皇室,それから宮内庁の在り方,そして私自身について様々な考え方が示されていて,一部は考える材料を与えてくれるものもあるのでございますけれども,全体として見ますと,どうもある一つの側面なり一つのテーマというものを強調し過ぎるあまり,何か少し事実にはないようなことを事例として挙げていたり,それからまた極端な結論というものを導いたりしているような例が見られるような気がいたします。
中に例えば「私の姿を見られるのは,列車や車に乗る時だけになってしまった」ですとか,それから「公の場にはほとんど姿を見せない」といったものもあったようですけれども,本当にそうでしようか。
そういうのを少し極端にすぎないでしょうか,という感じがいたします。
それからまたもう一つ,私が鬱(うつ)状態にあるんではないかというような書き方をしているところもあるようなんですけれども,今,脳内モルヒネとかというものがちょっと話題になっているようですけれども,そんなものも私の場合,それなりに出ているのか鬱(うつ)状態とかそういうことは全くありませんので,どうぞそういう心配はしていただかないようにというふうに思います。…(以下略)



脳内モルヒネとは何か…まずそこから述べていきましょう
こちらによると、脳内モルヒネとは1995年6月に発行された「脳内革命」の著者・田園都市厚生病院院長(当時)の春山茂雄さんが,同書のなかで紹介した化学物質のことで、人がプラス思考をしたりいい気分のときに脳内に出るβエンドルフィンなど40種類くらいあるものなのだそうです
恥ずかしながら私はこの本も脳内モルヒネのことも全然知りませんでした
でも、人がプラス思考をしたりいい気分になったときに出るであろう脳内モルヒネのようなものがあることは何となく想像ができるし、納得もできます

雅子さまが脳内モルヒネについて述べたことについて、雅子さまを批判するサイトには「皇族の公式記者会見で、ウケ狙いとは言え、医学的にどこまで正しいかどうか不明なベストセラーネタに安易に飛びつく軽薄さはいかがなものか」と書かれていました
「ウケ狙い」というのにちょっとひっかかりますが、雅子さまがウケ狙いで言ったとどうして決めつけることができるのか…と思いますね
せめて「ウケ狙いで言ったのかもしれないが」ぐらいにしてほしいものです
私が思うに、雅子さまが脳内モルヒネについて述べたのは、いわゆる「ウケ狙い」的な面もあったとは思います
事実に基づかない数々の報道に少なくとも雅子さまは憤りを感じていたでしょうし、普通なら感情をあらわにして抗議してもいいくらいですけど、皇族と立場にいる以上、抗議っぽい抗議はできないだろうし、コメントするとしてもやんわりとした口調が求められるだろうし、このような報道に関する質問に対して答えるのは難しいのではないかと思うのですが、そういうときに、脳内モルヒネについて言及するのはひとつの方法だと思うんですよね
たとえば…皇太子さまの婚約会見のときに「お子様は何人ぐらい」という質問がありましたが、これに対し皇太子さまが「コウノトリのご機嫌に任せて…」と答えていますが、これと同じような感じです
現実的な話、コウノトリのご機嫌で子どもの数が決まるわけじゃないですけど、言ってみればこういうデリカシーのない質問をうまく交わすためのひとつの方法ですよね
私は皇室の方たちの記者会見などを見ていると、みなさん答えにくい質問をうまく交わす術を身につけているような、そんな気がします
直接的な抗議ができない立場にある皇族であるが故に身につけた術なんじゃないかなあと思います
それから、「医学的にどこまで正しいかどうか不明なベストセラーネタに安易に飛びつく軽薄さ」ですけれど、批判的な視点で見ているなあという言い方ですよね
別に雅子さまは医学的にどうのこうのと言ったわけではないし、世間で話題になっていた脳内モルヒネについてちょっと述べただけだし、そのことでここまで言うのもどうなんだろうと思いますね
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皇室について。 | コメント(6) | トラックバック(0)
コメント
読む、聞く
この時の雅子妃の会見は記憶にあります。
多分、ニュースで報じられたのでしょうけれど、
そのときに耳で聞いたことと、こうやって文字にしたものを読むと、こんなに多くのことを語られていたのかという気がします。

発信者の意図と受け取る側の意図が一致すれば、何も問題はないのでしょうけれど、そうはいかないのが難しいですね。


人というのは、自分の都合のいいように解釈するものと思っています。
こんにちは
このような会見があったのは、初めて知りました。
どうして批判されるのか全くわかりません。

No title
この会見は一部拝見したことがあります
私もサラっとかわしたんだなーと思っていました。
でも、批判派のカキコミを見て少しハッとしたのも事実です。
なぜなら皇太子妃は公の人物であって、特定のものを指したり偏った発言をしてはいかない部分もあるのかもしれないと思いましたから。

雅子さまがどこまで自覚なさっているのかわかりませんが、別の言い方でもよかったのかなとも思いました

でも、重箱の隅をつつくように批判されるべき発言ではないと私はおもいますが。

ゆゆさんへ
コメントありがとうございます
私はこの会見のことは全然知らなくて、今回の記事を書いて初めて知った始末です
よほど関心がなかったってことなんでしょうね

よく人づてに聞くと話が違ったりしますが、直接の言葉を聞いても誤解が生じたりもするのかも知れません
特に、自分の意見を述べる機会の少ない皇族の言葉は、その言葉の裏にあるものを読もう読もうとするので
余計誤解が深くなりそうですよね
またそれに対する皇族の反論というのはなかなか聞けませんし、そうなると誤解が一人歩きしてしまいます
皇族が逐一反論するようになるのもいかがかと思うでしょうし、そうなるととにかく言葉少なになるしかない、という事態になってしまうのかも知れませんよね
でも、言葉が少ないとどんな意図があるのだろうかと想像するようになるでしょうし、悪循環ですね
私の日常生活でも、ある人が言ったことを正しく理解していなかったなあと感じることはあるし、自分が言ったことを間違って解釈されることもあるし、人に正しく伝えること・人の言うことを正しく理解することというのは本当に難しいことだと感じます
ひなさんへ
コメントありがとうございます
私もこの会見のこと全然知りませんでした
脳内モルヒネのことも知らなかったし、でもきっとこの会見を聞いても雅子さまに対しての批判的な気持ちはわかなかったと思います
いつ頃から雅子さまへの批判が激しくなったのかはわかりませんが、これも会見当時はさほど問題ではなかったことで、雅子さまの批判が激しくなってから後付けのような形で批判材料になっていったんじゃないかなあと私は思っています
ココさんへ
コメントありがとうございます
なるほど…たしかにそういう点もあるかも知れませんね
私はこの「脳内モルヒネ」がその当時どの程度世間の話題となっていたのかわかりませんが、皇族が口にすることで脳内モルヒネに注目が集まるということは十分考えられますよね
国内に限らず世界のすべてに対して平等でいなければならない立場ですから、その点から行くと他の言い方をしたほうがよかったのかも知れませんね
ただ…雅子さまは答えにくい質問をかわすために言っただけだということを理解し、その内容をあれこれ理屈で批判するのはどうかと思います

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